ちくちくは服になる
手縫いの服というと、
「きれいに着られるの?」
「洗濯できるの?」
「長持ちするの?」
そんな疑問を持つ方も多いかもしれません。
でも、これまで350名以上の方が直線裁ちの服を作り、着てくださいましたが、
「手縫いだから気になる」という声をいただいたことは、一度もありませんでした。
それよりも多く聞かれたのは、
・一着完成した喜び。
・次の服も作りたくなったこと。
・「それ作ったの?」と声を掛けられたこと。
・誰かへ手渡したくなったこと。
そんな服と暮らした時間の話です。
同じ型紙から生まれても、
一着ずつ少しずつ違う表情になります。
ほつれたら縫い重ね、布が傷んだら作り直し、
お気に入りの布をつないで育てていく。
完成した日が終わりではなく、
そこから服との付き合いが始まります。
手縫いは、
服を作る方法というより、
服と暮らす、一つの方法。
ふくのくには、その一歩を支える
絵本や型紙、場を育てています。
