はじまりはテレビの向こう側

直線裁ちと出会ったのは
2016年のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」でした。

毎日楽しみに、欠かさずテレビのまえに座っていましたが
7月末に放送された浴衣ワンピース直線裁ち講座のシーンを見ていたとき

なぜだか突然―

「私、これやらなきゃ!」と思ったのです。

とくべつな使命感があったわけでもなく

なぜか気になる、好奇心に背中を押されるように
そこからおおいそぎで浴衣布・型・手順書を準備。

次の8月には10名の方に参加いただいて
なんとか無事にやり終えていました。

以来、直線裁ちについて調べたり
自分でも服を作ったりするようになりました。


こうして、2019年から 手縫い服作り講座「ちくちくしましょ!」がスタートしました。 今日まで、300余名の方々と 「ちくちく」の時間を重ねてきました。 そんな日々のなかで、 ひとつのはっきりとした発見がありました。 「一つの型で、子どもから大人まで 誰でも着られる」ということです。 サイズが合わずに困った方は、 ほんとうに一人もいませんでした。 サイズや体の寸法を細やかに取り入れる 洋裁の世界を見ていた私にとって、 これは大きな驚きでした。

この実感を伝えたくて、
2022年春、手探りで絵本作りがスタートしました。

そして2025年12月
ようやく、

直線裁ち手縫い服の作り方をひらく絵本
『ちくちくしましょ! ふくのくにのマーヤ』が誕生したのです。