直線裁ちとは
むずかしい形を切り出すのではなく、
布のまっすぐな線を
そのままつかう服のつくり方です。
すると、
布にも、身体にも、つくる人にも、
とてもやさしい服が生まれます。
身体に合わせて、
布の巾や長さを自由に変えながら、
どんな布とも仲良くなれること。
こどもからおとなへ、
成長にあわせて自然に形を変えていけること。
むずかしい道具や経験がなくても、
誰でも
はじめの一針から進められる作り方を
直線裁ちは伝えてくれています。
必要なのは、
布と糸と針、はさみ。
シンプルな道具たちだけ。
つくる人の手のなかで、
布と身体と世界が動き、
服が生まれていく技法なのです。
ふくのくにでは、
この直線裁ちの考え方をそのままに、
ひとつの基本形から
こども服へ、そしておとな服へと
自然に広がる世界を見つめています。
むずかしくない。道具を増やさない。布に合わせて形が育つ。
そんな直線裁ちのやさしさを、
そのまま未来へ渡したいと願っています。